2021年12月23日コラム
令和3年は、昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症を前提とした日常生活でした。
弊所にとって本年を漢字一字で総括するとすれば、「時」という字です。
1年間が瞬く間に過ぎてしまいました。弁護士法第1条第1項では弁護士の使命は基本的人権の擁護と社会正義の実現にあると定められていますが、年数を重ねるごとに様々な場で公的な活動を行う時間が増えてきました。相対的に事務所での業務の時間が削られてしまい、例年以上に締切りに追われる毎日でした。「令和2年を振り返って」のコラムの執筆がつい先日のように思え、ただただ驚くばかりです。内と外の仕事のバランスは、来年の課題、いや弁護士を続ける限り永遠の課題になりそうです。
また、私は、現在35歳ですが、本年末をもって会津に住み始めてから満7年となります。人生の約20パーセントを会津で過ごしたことになります。時の移ろいは早いものです。この間、皆様に温かく見守っていただけたことで、若手弁護士として着実に研鑽を積むことができました。弁護士9年目を迎え、そろそろ若手弁護士の域から中堅弁護士の域に差し掛かってきています。より一層気を引き締めて弁護士としての技術と感覚を磨き、社会のために還元できればと考えています。
来年もよろしくお願いいたします。